「余興でダンスを練習しなくちゃいけないけど、ダンスの練習ってどこでやればいいの?」
そんな困りごとを抱えている方は多いのではないでしょうか?
ダンスの練習場所の理想的な条件は以下です。
- 十分に踊れる広さがある
- 鏡が見られる
- ある程度の音量で音楽を流せる
- 簡単に確保できる
- 参加者みんなが比較的アクセスしやすい
これらの条件を満たしてくれるのが「レンタルダンススタジオ」です。ダンス用のスタジオですから、ダンスの練習がしやすいのは当たり前ですね。
とはいえ、ダンス経験者ではないとダンススタジオの借り方がわからないし、「ダンス未経験者が行ってもいいのだろうか?」といった不安もあるでしょう。
そんな方のために、レンタルダンススタジオがどのような場所か、どうやって探すのか、レンタス方法は?などを解説していきます。
ダンス練習にはレンタルスタジオがおすすめ!そのたの候補とメリット・デメリットを比較
ダンスの練習ができる場所の候補はいくつかあります。
例えば、自宅や近所の体育館・公民館、公園、会社の忘年会練習であれば会議室や会社のフリースペースなどです。それぞれメリット・デメリットを考えてみましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
自宅 | 無料。わりといつでも使える。 | 狭い。騒音リスクがある。集まるにはアクセスが悪い場合が多い。鏡がない。 |
体育館・公民館 | 広さのわりに安い。鏡や音響がある施設もある。 | 確保するのが大変(すぐに埋まる・手続きが面倒)。大抵アクセスが悪い。鏡や音響などの設備がない場所もある。 |
公園 | 無料。わりといつでも使える。広い。 | 冬は寒く、夏は暑い。騒音リスクがある。集まるにはアクセスが悪い場合が多い。鏡や音響設備がない。休日昼間は混んでいて使えない。 |
会議室など | 業務時間外ならいつでも使える。アクセスがいい。基本的に無料。 | 鏡や音響などの設備がない。広さが不十分なことも。 |
カラオケ | 比較的安い。防音完備。アクセスがいい。確保しやすい。 | 狭い。広い部屋は金額が高い。鏡がない。 |
レンタルダンススタジオ | 十分なスペースを確保できる。音響や鏡などの設備が揃っている。スタジオによってはアクセスもいい。予約手続きが簡単。 | ほかの場所よりはお金がかかる。人気のスタジオはすぐに埋まる。 |
もし十分な広さを確保でき、メンバーみんなが比較的アクセスしやすいお家などがあれば、そこを練習で使えたらいいですよね。でも、条件を満たすことは少ないでしょう。
ほかにも安くて広い場所は外だったり、手続きが面倒だったり、なかなかデメリットもあります。ですが、ニーズによっては公園やカラオケなどもアリな選択肢かと思います。
主要な駅から徒歩圏内にあり、みんなで割り勘すればそこまで料金も高くなく、ダンスのための設備が揃っているレンタルダンススタジオは、本当に練習がやりやすいのでおすすめです。
ということで、レンタルダンススタジオを使ってみたくなった方は、以降の予約方法なども読んでみてくださいね!
レンタルダンススタジオってどんなとこ?
練習場所としてレンタルスタジオがおすすめなのはわかるけど、実際どんな場所かわからないと不安ですよね。
レンタルダンススタジオは、ダンス利用をメインに想定したレンタルスタジオ、貸しスタジオのことです。
スタジオと一言に言っても、ドラマや雑誌の撮影に使われるおしゃれな内装のスタジオや、バンド向けの音楽機材が整ったスタジオなど色々ありますが、レンタルダンススタジオは、ダンス利用に特化した機能が整備されています。
具体的には、以下のような特徴があります。
- 1面以上の壁が鏡張りになっている
- 大音量で音を流せる音響機器
- 防音設備
レンタルに特化したスタジオもあれば、普段はダンススクールを開講していて、レッスンが無い時間だけ貸し出しているパターンもあります。実際練習で利用する場合、前者のパターンのダンススタジオを借りることが多いかと思います。
レンタル特化型のスタジオは、「シンプルなカラオケ」のようなイメージです。部屋がいくつか並んでいて、自分たちが予約した個室を使えます。ほかの利用者と顔を合わせることもそんなにありません。
また、ネット上だけで予約・支払い手続きができるスタジオでは、受付もないので、実際に会場で誰かとやり取りする必要がないこともあります。
ダンススタジオをレンタルする手順
ダンススタジオをレンタルする大まかな手順は以下の通りです。
- レンタルダンススタジオを探す
- スタジオの空き情報を確認する
- スタジオの案内に従って予約する
- スタジオ料金を支払う
各手順の詳細をご紹介します。
なお、予定する練習日の遅くとも2週間前にはダンススタジオの予約をするのが理想的です。直前になるほど選択肢がなくなり、いい条件のスタジオが取れなくなってしまいます。
理想としては1ヶ月前には空き状況を確認したいところ。動き出しは早いほど安心です。
1.レンタルダンススタジオを探す
まずは、一緒に練習するメンバーが比較的アクセスしやすい主要駅をメインにダンススタジオを探します。首都圏であれば、新宿や渋谷、池袋などはわりとダンススタジオが多いのでおすすめです。
イチから探す場合は、普通にGoogleやYahooで「(地域名) ダンススタジオ レンタル」などで検索するのが一番探しやすいです。都内以外でお探しの方は以下のサイトもおすすめです。
東京ダンスライフ【TOKYO DANCE LIFE】練習に必要な貸しレンタルスタジオ検索
※全国のレンタルダンススタジオを探せます。
選んだところが必ず空いているとは限らないので、複数の候補を用意しておくと安心です。
ダンススタジオを選ぶときのポイント
ダンススタジオを探すときは、以下のポイントをチェックしましょう。
■広さ
人数に応じた広さを確保しましょう。
目安は以下です。
- ~5人:15~20㎡
- ~10人:25~30㎡
- ~15人:50㎡程度
正直、広ければ広いほど練習はしやすいです。広いスタジオほどレンタル料金が高いので、予算と相談しながら選びましょう。
■料金
ダンススタジオの料金は、基本的に利用時間に応じて加算されます。何人で利用しても料金は同じなので、できるだけ大人数で利用したほうが、一人あたりの負担は少なく済みます。
スタジオによって料金体系は異なるので、ホームページなどで確認しましょう。全時間帯で一律料金のスタジオもあれば、使いたい人が多い土日や夜の時間帯は高めで、平日昼間は安いというスタジオもあります。
「めっちゃ広くてきれいだけど、料金も高い」みたいなことはよくあるので、予算に収まりそうかだけはチェックしておきましょう。
2.スタジオの空き状況を確認する
スタジオ候補が決まったら、練習したい日程の空き情報を確認します。
最近はホームページで空き状況を見られるダンススタジオが増えてとても便利です。

▲渋谷のレンタルスタジオ「studio worcle shibuya」の空き状況確認画面
その他、問い合わせフォームから使いたい日時を連絡したり、電話したりして空き状況を確認します。
3.スタジオの案内に従って予約する
希望するスタジオで、練習したい日時が空いていたら予約します。
予約方法もスタジオによって異なるのでホームページで確認が必要ですが、最近はホームページのフォームやメールなど、ネット上の手続きで予約するパターンが多いです。
たまに予約のために会員登録が必要なスタジオもあります。面倒ですが、必要な手続きを踏んで予約しましょう。
4.スタジオ料金を支払う
予約が完了したら、支払い方法も確認しましょう。
予約時に案内があることがほとんどですが、だいたい以下のパターンのどれかとなります。
- スタジオを仮予約し、銀行振込で料金を支払ったら予約が確定
- ネットや電話で予約のみおこない、利用日当日に受付で支払い
- スタジオ予約時にクレジットカードで支払い
レンタル専門のスタジオだと①のパターンが多く、ダンススクールの空いている時間にレンタルをしているスタジオだと、②のパターンが多いです。
こちらもスタジオの決まりに従って支払いましょう。
特に①のパターンは、予約できたと思って支払いを忘れると、予約が取り消しになるので注意が必要です。
ダンススタジオのレンタルは難しくない!気軽に利用しよう!
ダンススタジオなんて、ダンサーじゃなきゃ行けないのでは?
なんかちょっとガラの悪い人がたくさんいるのでは?
なんて不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と幅広い方に利用されています。フラダンスやヨガのレッスンが行われていることもあったりして、年齢層が高めの方や、ダンサー感は一切ない普通の人がたくさん出入りしていますよ。
もちろん、見た目はちょっといかつく見えるダンサーっぽい人もいますが、そういう人たちも実際には全然怖くない、むしろ優しい人が多いので安心してください。
余興でダンスを踊るとなると、メンバーみんなダンス経験者ではないということも多いと思いますが、気後れしたり遠慮したりする必要はありません。練習場所として優れているレンタルダンススタジオ、ぜひどんどん利用してくださいね!